株式会社エス・エム・エスと栄養士を活用した遠隔栄養指導事業の一環として連携

プレスリリース

(当記事は、株式会社エス・エム・エスが発表したプレスリリースをもとに構成しています)

介護・医療の情報サービスを提供する株式会社エス・エム・エスは、ヘルスケア領域における栄養士を活用した遠隔栄養指導事業の一環として「LiveCall(ライブコール)」と連携し、食事アドバイスなど個人にあわせた対面指導サービスを拡充していくことを発表しました。

今回の連携およびエス・エム・エスが運営する栄養士向けコミュニティサイト「エイチエ」を基盤とした栄養士のクラウドソーシングにより、従来システム面・人材面において手軽に実現することが難しかった遠隔栄養指導の対面サービスを、より手軽に、そしてリーズナブルに実現することが可能となります。まずは企業・健康保険組合など法人向けを想定し、サービス展開を行う予定です。

【提供サービスの内容・ポイント】

WebRTC の利用により手軽にビデオチャットが利用可能
先進テクノロジーの WebRTC※1 を利用することで、アプリやプラグインなしで手軽にビデオ・音声・テキスト チャットを使った双方向コミュニケーションを行うことができます。栄養士がユーザーの表情や状態をリアルタイムで確認しながら、個人個人にあわせたアドバイスを提供します。
※1 ブラウザ間でビデオチャットなどのリアルタイムコミュニケーションを可能にするAPI。

食事指導・ダイエット指導・美肌指導など個別ニーズにあった専門家をアサイン
「LiveCall」が持つクラウド ACD(自動着信分配機能)※2 により、ビデオチャットはユーザーの要件やニーズ に応じたスキルセットを持つ栄養士に自動分配されます。これにより、ダイエット指導や美肌指導といった、より専門性の高いサービス提供もスムーズに行うことが可能になりました。
※2 通常コールセンターで使われている機能で、着信を自動分配することができます。「LiveCall」では、ユーザーからの問い合わせ 内容に応じて、適切なスキルセットを持つスタッフを自動的にアサインする機能としてクラウド化されています。

エイチエのコミュニティの基盤を活かし、栄養士をクラウドソーシング
エス・エム・エスが運営する栄養士向けコミュニティサイト「エイチエ」には約7万名の栄養士(うち3万名超は管理栄養士)が登録しています。その中には、出産・ 育児・地方在住などの理由で、現在栄養士の資格を活かした仕事ができていない方々も存在します。そのような栄養士の方々にクラウドソーシングの形で業務依頼をすることで、10分、15分といったスキマ時間で場所を選ばず、遠隔栄養指導に対応いただくことが可能になります。

管理者コンソールでクラウドソーシング体制をリアルタイム管理
栄養士を統括するスーパーバイザーは、「LiveCall」の管理者コンソールから、複数の場所に点在する栄養士の状況をリアルタイムに把握・管理をすることが可能です。過去の対応履歴や統計グラフなどを確認する こともでき、個々の栄養士へのフォローアップやサービス品質の改善に役立てることができます。

【遠隔栄養指導事業の提供背景】
高齢化の進行に伴い、医療・介護などにかかる社会保障費の増大が深刻な社会課題になっています。その中で生活習慣病については、食生活や運動習慣など適切な予防活動を行うことで、発症の抑制や症状の改 善が可能であり、医療費の抑制にも寄与することから、予防活動の重要性が高まっています。

【株式会社エス・エム・エスとは】

2003 年創業、2011 年東証一部上場。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで、価値を創 造し社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、介護・医療・ヘルスケアなどの領域で「高齢社会✕情報」を 切り口にした40以上のサービスを開発・運営。

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